歩く旅人先人たちの旅を体験。
昔は誰もが歩いて旅をしていた
車などの交通機関が無かった江戸時代には老若男女、ハンディキャップ持った人も歩いて旅を行っていました。昔の街道というのは誰でも歩けるように作られていたのです。歩く習慣がなくなった現代人にとってはそれでもつらい道に感じられます。
奈良大学「宝来講」への参加
淀屋橋健康増進センターでは奈良大学鎌田ゼミの実験歴史学で行われていた、江戸時代の庶民の旅であった伊勢神宮参拝(おかげ参り)を現代に復元する「宝来講」に長年に渡り参加してまいりました。
奈良から伊勢まで約120kmを歩く事は大変ですが、自分の足で歩いて伊勢神宮に参拝すると、交通機関を使った場合と比べてありがたさが何倍にも感じられました。また、歩いて旅を行うと道中で普段は気に留めないような事にも興味がわき豊かな気持ちになりました。
現代に活かす
先人たちの旅を体験することで自然や文化について新たな発見をする、豊かな気持ちになる、目標を達成することで自信がつく、健康になる。
このような効果があると考え、現在、淀屋橋健康増進センターが運営する生涯元気の会では「歩く旅人」(欧米で言うロングトレイル)と題し熊野古道を毎年部分的にウォーキングし全行程の完歩を目指しています。
また、奈良大学の宝来講は実施されなくなってしまいましたが、部分的にでも実施できないかと考え、以下の伊勢本街道を歩くコースを設定しウォーキングを計画中です。
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