しっかり歩きとは?しっかり歩きの解説です。
しっかり歩き
「しっかり歩き」とは有酸素運動での歩行の事です。有酸素運動とは激しい運動ではなく、十分な呼吸をしながら行う運動の事を言います。
生涯元気の会ではスポーツジムのような激しい運動ではなく、「歩く」という簡単な運動を行いますので無理なく継続でき、80歳からでも始められます。
有酸素運動の効果
- 毛細血管が鍛えられることで、血液の循環が良くなり代謝が良くなる
- 中性脂肪が下がり、善玉コレステロール値が上昇する
- 高脂血症・高血圧・糖尿病などの予防・改善効果
まずは4,000歩
生涯最期まで自分の足で歩き続けるための筋力を維持するには、「しっかり歩き」で毎日7,000歩以上歩く必要がありますが、まずは成人病などの病気予防のため、毎日4,000歩を目指します。
歩数計について
生涯元気の会で実践している「しっかり歩き」は以下の条件を満たした歩き方の事で、オムロン株式会社と共同開発の専用歩数計を使い歩数を計測しています。
- 10分以上の連続歩行
- 毎分60歩の速度以上
- 1分以上立ち止まらない
以下のグラフは同じ1万歩でも効果のある1万歩と効果の無い1万歩を示しています。
Aさんの場合、グラフ中に青い部分が多くほとんどオレンジの部分はありません。これは有酸素運動が行われていないことを示しています。
Bさんの場合 総歩数1日平均1万歩(有酸素運動4,000歩)
Bさんの場合は逆にグラフ中にオレンジの部分が多く、きちんと有酸素運動ができていることがわかります。
このように専用歩数計を使うことで有酸素運動での「しっかり歩き」の歩数を割り出すことができます。もちろん総歩数も計測できます。
毎月1度の定例会で歩数計に記録されたデータを集め、グラフ化し分析を行っています。